「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第14話

・ロロ死亡フラグ確定
ルルーシュに兄さんの敵を排除したよと自ら申告するロロ。あー、何も知らないから自分で地雷を踏んだなあと思ったら、意外にも「よくやった」。振り向きざまロロを殺しかねないと思っていたから、意表を突かれたけど、むしろこういう対応の方が、ロロに対する憎しみの深さが感じられて怖い。たぶん、ルルーシュのことだから、ロロの死も効果的に使おうとするんだろうけど。それよりもいきなり教団本部を襲撃って、最終回あたりの決戦だと思っていたから、これは急展開だよなあ。シャーリーの死でルルーシュもキレたか?
・元凶たるギアス
シャーリーがこうなったのもギアスのせい。ということで、元凶たるギアスの根絶のため教団潰しをC.C.に宣言するルルーシュ。C.C.は口ではいろいろ言いながらも、ルルーシュのことをよく理解しているよね。そしてV.V.に対して策略でもって包囲することに成功。ただ、いくら教団相手といっても、非武装の人間を皆殺しというのはやりすぎのような…。まあ子供でもギアス能力保持者だったりするから、止むを得ないといえば…。V.V.はナイトメアで反撃。ルルーシュはロロに、V.V.の機体に取り付くよう命令。取り付いたら爆弾を爆発させてロロもろとも…ってまた凄いことを(w でもシャーリーを殺したことを思えば、それでも生温い。そもそも味方でなければ八つ裂きにしているところだからね。ロロに関しては、まったく同情心が沸かないなあ。
・ウザク思考にはウンザリ
一方、スザクはシャーリーの自殺という表向きの発表に納得がいかず、ウザク思考で結論を下す。「ルルーシュだ」。ああ、ほんとスザクは心底ウザい人に成り下がりましたね。ルルーシュとシャーリーの関係は、学園生活を共にして知っているはず。さらに証言からルルーシュは白と分かっていながらこの決め付けですからね。前回も言ったけど、結局、ユフィを殺したルルーシュは絶対に許さないという思考から一歩も出ることがないんだよなあ。そこから、「郵便ポストが赤いのもすべてルルーシュのせい」という三段論法の出来上がり。こいつ、本当にルルーシュの親友だったのかと疑いたくなるね。親友とは友のことをよく理解してこそ。ならばユフィ殺害の件について、単にギアスで邪魔者を消したとしか思考しないのは、ルルーシュのことをあまりに判ってない人間がすること。親友ならばルルーシュに問い質すべきだし、事態を疑うべき。それができない時点で、もともとスザクはルルーシュの親友でも何でもなかったとしか思えないね。

ロロ暗殺には失敗したけど、教団は崩壊。早くもラスポス登場と、凄い急展開。どんどん先が読めなくなるね。