クズすぎる

朝日新聞夕刊の”みんなのマンガ学”「けいおんはストーリーがないから成長もない。」
http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6950.html
酷評というより、素人の読書感想文レベル。
この程度の分析しかできないなら「マンガ学」などと名乗るべきではないと思うね。
成長がない=ストーリーがないと言うが、ドラゴンボールNARUTO的な主人公のレベルアップが成長だという定義そのものが偏狭。
きちんと読んでいれば、1巻と4巻では彼女たちの成長が見て取れる。
それはまさしく日常を生きる人間の小さな成長であって、それゆえに派手ではないけど、でも確実に感じ取れる温かな感情なんだよね。
いうなれば箱庭世界の日々の変化を愛でる感覚に近いのかな。
漫画における成長の定義が、ジャンプ的なもの以外認めないという時点で、この記事に何の価値もない。
いろんなものが許容されるのが、日本の漫画の奥深さ。アメコミにはない良さなんだよね。
結局、この「研究員 伊藤遊」という輩は、現代人批判をしたいがために、けいおんをダシに使ったんじゃないのか?
こういうレベルの低い研究しか出来なくても、学者を名乗っていられる学術界のレベルの低さと、相変わらずのマスゴミ低脳ぶりだけが目立つ記事だ。