真理はシンプルで明快

・官能漫画家 自分の漫画を子供に「見せるわけない、バカ!」
http://www.news-postseven.com/archives/20120306_92440.html
そうそう。全くその通り。
たとえば子供にセックスを見せるのはよくないとして、「両親のセックスを子供に見せられるのか?」って言われたらそれは違うでしょうと。
子供に有害な情報を与えたくないって事と、有害な情報を殲滅しようという事は、まったく別の話。
子供にセックスを見せられないからといって、両親はセックスするなっていうのは筋が通らないでしょう。
「隠すのが大人の役割」なわけで、子供の健全な育成を願うなら、如何にして線引きを大人がしてやるかが肝心。
ところが、東京都の石原都知事とか、アグネス・チャンとかに代表される勢力がやろうとしていることは、線引きではなく殲滅。
自分の思想に合わないものは、この世に存在してはいけないものだから、滅ぼしてしまおうというファシズム
だからゾーニングではなく、内容の規制という法律になっている。
もちろん、出版社側の意識も低いと思う。
権利ばかりでどう折り合いをつけるかを全く提案できていない。
私的に言わせてもらえば、ゲーム並みにレーティングを細かくして、売り場でしっかり選別すればいいだけであって、内容の規制は全く意味がない。
一般書か成年向けかで著しく販路が狭まることを恐れて、何も手を付けない出版社側もどうしようもないと思う。
それ以上に規制推進派の理屈は破綻しているわけですが。
この世で正義ほど厄介なものはないという生きたる見本ですよ、あいつらは。