「革命機ヴァルヴレイヴ」第8話

アイナの死でみんなに動揺が走るけど、やっぱこいつら馬鹿だな。
こういう事態になった根本原因が分かってない。
普通ならショーコに詰め寄り大暴動発生でもおかしくないぜ。
ショーコも涙を流していたが、その意味は?
単に友人が死んで悲しい、なら脳天気もいいところ。
彼女が感じるべき責任は、後先考えずに独立を扇動して学生全員の命を危険に晒していることだ。
そこへの反省も後悔もなく、ただ友人を失って悲しんでいるだけとしたら、というかその様にしか見えないのだが、底抜けの阿呆だな。
そしてもう一人の阿呆、生徒会長。
不良リーダーの戦って身を守るという意見は至極真っ当。
それに対して戦えばもっと人が死ぬって…。
じゃあどうやって敵から身を守るのさ。
現実に敵が攻めてきて犠牲者が出ているのに。
戦わなければ一方的に犠牲者が増えるだけなのに。
何の代案もなく、ただ人が死ぬのは悪であるという単純思考。
幼稚過ぎて呆れるわ。
そんなサヨク平和論に毒された連中との対比で、エルエルフさんの活躍が引き立つな。
この作品って、ハルトとエルエルフさんのダブルヒーロー制なんだろうけど、同じ大河内一楼作品のコードギアスで言うと、スザクとルルーシュという事なのかな。
しかしこっちはハルトサイドが主軸だから、とにかくウザいな。
空想平和論振りかざして、みんなを守ると言いながら全く出来てなくて。
それに比べたら、エルエルフさんの目的のために断固として戦うという姿勢は、実に爽快。
コードギアスルルーシュが主軸だったから、凄く面白かったけど、ヴァルヴレイヴはちょうど正反対になってて実につまらない。
ギアスの時のような、そういう対比が書きたかったのかもしれんが、今回は大失敗だな。
やはりスザク思考はメインにしちゃダメなんだよ。
サヨク平和論が如何に欺瞞に満ちていて、非論理的・妄想的でもっとも人の命を軽視している愚かな思考であることは、今や常識なんだから。
ギアスのときはルルーシュは勝者になったけど、こっちは話の結末をどう纏めるつもりなのかね?
今回、ハルトがコーヒーと砂糖という喩えをしていたけど、足して二で割る式に落とすつもりなのかね?