蒼穹のファフナー

この前、やっと録画していたファフナーを見終わりました。設定としてはいわゆるエヴァもどきで、子供しか動かせないロボット兵器や、主役のカズキは自分が嫌いだったり、島そのものが防衛施設になっていたり、モドキというよりはパクリといった方が近いかもしれません。が、数あるエヴァもどきの中では一番出来がいいのではないかなと。エヴァよりも好感が持てた点は、親子が理解しあっていること、挫折し立ち直る過程がきちんと出来ていること。つまりエヴァでグタグタなまま放置された点が、ファフナーではしっかり構成されているんですね。だから見ていて不快にならない。最終話はやや尻切れトンボですが、それでも一応の決着はついていて、気持ちのいい終わりになっている。リアルタイムで見てないので、当時ファフナーがどのような評価を受けたのかは知りませんが、まあ良作といっていいと私は思いますね。エヴァファンでファフナーを見ていない人は、ぜひ見てみて比較してもらいたいです。