「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第13話

今回からOPが新しくなっているね。皇帝・シュナイゼルルルーシュの三人が映るシーンからすると、後半はこの三人がストーリーの主軸になるってことかな。歌そのものは普通。一期みたいに酷いOPにならなくてよかった。
・記憶を取り戻したシャーリー
封印されていた記憶を取り戻したことで、混乱と恐怖に陥るシャーリー。また以前と同じ苦悩を抱えちゃったなあ。ルルーシュへの愛と父の仇という憎しみの狭間で揺れる心。なまじシャーリーの思いが純粋で強いからこそ、見ていてこっちも辛くなる。一方、ルルーシュに迫るジェレミア。もう昔の間抜けさが全く無くなって、ほんとに殺人マシーンみたいな風格を漂わせているね。それとやり合う咲世子さんも凄い。なんか急に咲世子さんが活躍するようになったなあ。Webラジオを聴いているから、つい中の人(新井里美)を思い出しちゃって笑えてしまう(w ヴィレッタはこれ幸いと寝返り!?
・許したくないスザク
シャーリーの飛び降り未遂に「もう何一つ失いたくない」と叫ぶルルーシュ。ここまでの道のりで得たもの、失ったもの、色々抱えているルルーシュだからこその重みある台詞。その言葉にシャーリーも心を決める。スザクにルルーシュを嫌いになった理由を問い詰め、本質を指摘。うん、全くその通りだよなあ。スザクがルルーシュを目の敵にしているのは、ユフィを殺したと思っているから。でもあれは不幸な事故であって、理由も聞かず、親友をあっさり売り渡すスザクの神経はどこかおかしい。親友ならルルーシュがそういう非道なことをする人間ではないと分かってもいいはず。結局、父殺しもそうなんだけど、スザクは何もかも一人で決め付けて、自己の正義を疑いもせず実行しすぎなんだよなあ。で、後悔する結果に直面して、それでも自己を疑うことなくまた同じ「正義」を実行して、再び悲劇を繰り返していく。自己の正義を信じて疑わない人間は始末が悪いけど、スザクはまさにその見本だね。
・驚愕!ジェレミアの真実
ルルーシュの計略に嵌り、行動不能になるジェレミア。しかしその口から驚くべき事実が!なんと彼はマリアンヌ殺害の現場に居合わせて、己の力不足をずっと後悔していた。そしてマリアンヌへの忠義を果たすために生きてきたと。うーん、感動させるね。間抜けな適役かと思っていたら、こんな裏があったとは。そしてジェレミアを味方にしたーっ!?
・そして…
ルルーシュの力になろうと決意したシャーリー。ロロに鉢合わせして、ルルの力になりたいと訴えるけど、なんかロロの様子が変だ。そしてまさかの展開。血まみれのシャーリーに出くわすルルーシュ。瀕死のシャーリーにギアスを使うけど、絶対服従させたからとて、物理的な傷が治るわけもなく…。何でこんな事になるのか。せっかくシャーリーは心を決めて、これからはルルーシュと本当の時間を築いていけそうだったのに。まったくこんな展開は読めなかった。シャーリーの死はあまりに悲しすぎるよ…。
これでロロの死亡フラグ確定。最近の偽兄弟ぶりで、もしやとも思ったが、やはりあれは危険物。さてこの絶望からルルーシュは立ち直れるのかな?