「ef - a tale of melodies.」第5話

今回も前作のキャラ登場。景が千尋に会いに行く決意。不安がる景に京介が俺がここに居ると。帰ってこれる場所があるから大丈夫だと。帰るべき場所があるから強くなれる。いいですね。景と千尋が離れて暮らしているのが謎だったんだけど、明らかに。事故の事でお互いを思うばかりに自分を責めてしまい、それがかえって相手の負担となる。それが千尋の記憶のリセットのたびに繰り返されるから、離れて暮らすことにしたんだと。でもお互いに好きな人ができて、心の支えができたことで強くなり、過去に決着をつけて未来へ踏み出すことができるようになった。前作「〜memories.」のキャラたちは、みんなそうやって過去−現在−未来へと踏み出していった。あらためてそれを確認したわけで。逆にそれに対比させる構図で、今進行中のミズキと久瀬、過去に終わった夕と優子の関係が置かれている。もちろん、彼らが迷宮を脱出する答えは、「〜memories.」に導き出されているんだけど、夕と優子についてはすでに終わってしまったことであり、ミズキと久瀬はいい方向に進む気配がまるで無し。どうなるのか目が離せないね。それにしても、雨宮兄といい、Fate間桐慎二といい、ワカメ髪の兄貴はろくな奴じゃない法則でもあるのかねぇ?