「機動戦士ガンダムOO」第5話

うーん、ギアスのときは毎週日曜が楽しみだったし、見てすぐに感想書くほどだったのに、これになってから感想を書く意味が180度変わったなあ。ほんとギアスが懐かしい…。

さて、今回もいろいろ笑わせてくれたね。冒頭、カタロンと会談するシーンで、スメラギが「我々は政治的思想で行動しているわけではありません」には吹いた。はぁ?世界から戦争を無くすって行動は、「政治的思想」以外の何物でもないのに、何言ってんの?ほんとこいつら底抜けのバカだよなあ。なんかアロウズを叩けば平和になる、みたいなこと言ってるけど、ちゃんちゃらおかしい。まあ世界設定自体が破綻してるんで、こういう矛盾が出るのは仕方ないけど。前回も述べたけど、そもそも国家の存在自体が戦争を必然的に生み出すわけで、地球連邦という形で、国家の枠組みを解消して人類を一つにしてしまうのが、一番手っ取り早い方法。そこに加わるのを拒んで戦争を起こしている国家の方こそ悪だよ。中東諸国が連邦に加わるのを拒否して戦争になっているけど、自業自得。もしそれら諸国が、本当に平和を望んでいるなら、さっさと連邦に加わって既存の権益を放棄すればいいだけの話だからね。世界平和といいながら、連邦と敵対しているカタロンもおかしいし、ソレスタルビーイングもおかしい。
そして沙慈の戦争孤児を生み出したのはキミたちだという糾弾に対して、分かってくれなくても構わない、と言い放つ刹那はもろにウザクとかぶるなあ。そうか、このすさまじいまでの生理的嫌悪と非論理は、奴らがウザクだからだったんだ。これでルルーシュが居ればバランスが取れたんだが、OOの世界にはウザクしか居ないというのは終わっているなあ。