「ef - a tale of melodies.」第8話

ワカメ兄の下から優子を連れ出して駆け落ちする火村。全てを捨てて優子を守る決意をするけど、ワカメ兄がそうそう簡単に諦めるかなあと思ったら、案の定。火村の前に現れて「逃げているだけだ」とトラウマを抉る精神攻撃。ワカメ兄の指摘にがっくりきて、街をさまよう火村。あーあ、見事に嵌められてるなあ。あれだけ決意を固めたんだから、再び優子の手を離すべきじゃなかった。この程度の攻撃で屈するようじゃあ、火村もまだまだ子供。あそこは毅然と突っぱねて、真っ先に優子の元に帰らないと。
なかなか帰ってこない火村を心配して、優子は街に探しに出る。でも見つからなくて、どんどん孤独になっていって、泣きながら「兄さんどこ?」と。今まで気付かなかったけど、ひょっとして優子は震災で兄を失った?そんな弱りきった優子の前に、ワカメ兄「一緒に帰るか」。うわあ、えげつないなぁ。「決めるのは俺じゃない。優子だ」と言っておきながら、そうなる状況を作って待ち構えるなんて。これで火村は二度と優子を救えなくなったな。
久瀬はミズキをこれ以上ないくらい酷くふったと火村たちに告げる。さらに彼らのトラウマさえ指摘して、いよいよ孤独の道をひた走る。死期が目前に迫って、情緒不安定の久瀬。どうやってミズキは彼を救うのかな。