「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」第18話

今回はマジで泣いた。鍵作品は基本的に泣けるもんだけど、それでもやっぱりこれはヤバいくらい凄い。
電車の中で騒ぐ親子に怒鳴り散らしたり、まったく家族旅行という雰囲気じゃない朋也。汐が可愛いだけに、何やってんだこのダメ親父は、という感じだが、汐を連れてきた場所に、デジャヴを感じて歩いていくと、そこには…。朋也の父のお母さん(つまり朋也のおばあちゃんね)が登場。その口から語られる朋也父の真実。実は嫌いだ嫌いだと思っていた父が、かつて自分と同じ境遇に陥り、それでも朋也を育てるために、必死に頑張ってきた。今の姿は情けないものだけど、それは頑張って力尽きた姿だったと。やっと朋也は、自分がどんな過ちを犯していたかに気付く。自分が憎んでいた父にすら劣る行為をしていたことを。
花畑で朋也に買ってもらったおもちゃを、必死に探す汐に帰ろうと言うも、頑なに拒否。「初めてパパが買ってくれたものだから」。あーダメだ、こういう台詞はいかん。もう涙が溢れてくる。このとき、初めて汐は朋也のことを「パパ」と呼ぶんだよね。そして失くしたおもちゃの意味。二重の意味で、朋也ははっとなり、あらためて自分が汐にどんな思いをさせていたか知る。そして抱き合い泣きあう二人。
帰りの車中で、渚のことを話す朋也。でも話しているうちにいろいろ思い出して涙ぐむ朋也。いやほんと感動だよ。どんだけオレを泣かせるんだと。家族の絆を思わされて、感動的だね。今回の話は、屈指の感動回ですよ。つくづくクラナドすげぇ!って思ったね。
次回はいよいよ朋也と父の対面。これですべてがうまく収まるのかな。