「とらドラ!」第19話

実乃梨と竜児をくっつけようと、天使役をかってでる大河。でも竜児を追い出したあとに気付く。本当は自分が竜児のことを好きだったことに。亜美はそれを見抜いていたから、父親役は辞めろと忠告していたんだね。そして慌てて玄関に飛び出し、竜児の名前を叫びながら号泣する大河。いやこの咆哮は、グッとくるね。ここのところ大河が急速に可愛くなっていたのは、恋する乙女だったからか。それも北村に対してと見せかけて、実は竜児だったと。あの感情のほとばしりは、いかにも大河らしい。
そして不味いことに、実乃梨が影からその姿を目撃。大河が指摘していた通り、実乃梨は竜児のこと好きになりかけていたと思うんだよね。にもかかわらず拒否していたのは、おそらく大河の気持ちに感付いていたからじゃないかな。それをはっきり目撃して、校門の前に居た竜児に別れの言葉を。
それにしても複雑な恋愛模様だ。誰がどうくっ付いても、すんなりいきそうには思えないなあ。ドロドロに突入!?

スキップ・ビート!」第19話

ショウを前にして、恨みが我を忘れさせ、演技が出来ずに悩むキョーコ。でもモー子にアドバイスを貰ったことで、迫真の演技を。いやあ、凄いね。泣きながら首を絞めるシーンは、圧巻だった。見ているこっちも息を呑む。見ているこっちまで引き込まれるって凄いね。役者としてのキョーコの成長の一方で、素の人間としてのキョーコの心の成長もまた微笑ましい。最初はショウへの恨みだけで生きているような人間だったのに、モー子への友情で顔を赤らめたり、蓮からの電話に顔を綻ばせたり、凄く生き生きとしてきた。年相応の少女っぽくて、非常に魅力的。毎回、キョーコのいろんな部分の成長が、見ていて飽きないね。