チェルシーvsバルセロナ

今朝録画したチャンピオンズリーグセミファイナル2ndleg、チェルシーvsバルセロナを見たんですが、凄い試合でした。
序盤早々に1点を先取したチェルシーが、バルサに自由なサッカーをさせず、このまま1-0でチェルシー勝ち抜けかと思われた93分、クリアミスして流れたボールがイニエスタに渡り同点ゴール。スコアは1-1ですが、アウェイゴールバルサが決勝に駒を進めました。
バルサの誇る攻撃陣、エトー、メッシ、イニエスタが抑えられ、おまけにアビダルが一発レッドで退場。追うバルサが一人少ない絶対的に不利な状況だったんですが、最後の最後にまさかの同点弾。しかも、この日バルサの枠内シュートはゼロで、イニエスタの一発が初めての枠内シュートで、かつゴールという…。
クラシコでのレアルの惨敗で腹が立つんで、バルサには負けてもらいたかったんですが、こんならしくない試合で勝っちゃうなんて、運にも恵まれているとしか。逆にチェルシーは悔しいでしょうね。90分+ロスタイム4分で、93分まではプラン通り進んでいたんですから。あのエッシェンのクリアミスさえなければ。どれだけ優れた選手であっても、この大舞台での異常な緊張感で、平常心を失ったということでしょうか。途中交代のドログバは、試合終了後、主審に詰め寄り文句言いまくってましたね。彼らの審判に試合を盗まれたという気持ちも分かりますが、何回かあった決定機を、ドログバが決めていれば…。
それにしても最後まで目の離せないすばらしい試合でした。そしてこういう残酷な結果が起こるのが、サッカーというゲームの魅力であり魔力ですね。決勝のマンチェスター・Uvsバルセロナも楽しみです。