真マジンガーがなんとなく微妙

今川監督作品が好きな自分にとって、真マジンガーは期待していたんですが、今のところ微妙ですね。相変わらずの今川節で、それはそれで楽しいんですが、ちょっとくど過ぎて、肝腎のストーリー展開が今ひとつ定まらないというか…。色々伏線を張り巡らし、風呂敷を広げている様は分かるんですが、主軸のとなるストーリーが見えにくく、物語が頭に入ってこない。喩えれば、香辛料とか隠し味が前面に出すぎていて、メインの素材の味が分からなくなった料理みたいな。Gガンダムジャイアントロボのようなカタルシスを、期待している身にとっては、今の展開は正直見ていて辛いです。往年のロボットものの迫力という点では見応えあるだけに、もう少しこなれた展開になることを期待したいです。