「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」&「化物語」
「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」第2話
だめだ、微妙すぎる。
美少女変身もののフォーマットを忠実に踏んで、
ハートフルなストーリーが展開するのはいいとしても、
この作品独自の味が何も感じられない。
ファミレスのメニューを食わされているような平凡で画一的な味。
取り立てて見続ける意欲が湧かない。
これにて終了。
「化物語」第1話
西尾維新のラノベ原作。有名な作家さんだけど、一冊も読んだこと無いんで、自分にとっては謎の作家。
今回、アニメを通して初めて西尾作品に触れたわけだけど、人気なのも頷ける。
奈須きのこなんかと重なる印象があるね。
独特の作品雰囲気に引き込まれ、時間の経過を忘れさせた。
そして確実に、この西尾作品の雰囲気を、アニメという媒体で見事に表現している新房監督の卓越した手腕がある。
ぱにぽにや絶望先生で確立した演出表現を、西尾作品に見事にマッチングさせている。
これは背筋がゾクゾクきた。
正直、舐めて掛かっていたが、こいつはやられた。
しかし、メインキャストが「糸色望」神谷浩史&「レベッカ宮本」斎藤千和という、新房作品のいつもの面々。
おまけに、阿良々木暦の風貌が、糸色望を連想させるもんだから、
「絶望した!」と言いそうで冷や冷や(w
そして今期は絶望先生3期も同時進行なんで、シャフト×新房監督も大忙し。
絶望放送にまた格好のネタ提供しそうで、あらゆる意味で注目作品だね(w