「狼と香辛料Ⅱ」第6話

逆転の秘策を胸に秘め、相場をじっと見守るロレンス。
しかしアマーティとホロの姿を見て焦りを感じ、不安を思い巡らす。
待ちに待ったディアナの使いからは衝撃の伝言。
当てにしていた物が入らず、諦めるもラントの叱咤激励により、手持ちの黄鉄鉱だけで勝負を決意。
ところが、売りに出すロレンスの隣には、同じく大量の黄鉄鉱を売りに出すホロが居て…。
ずっとハラハラさせられたロレンスとホロの喧嘩も、終わってみればロレンスの勘違い。
ホロは最初からアマーティを振るつもりで接近。ロレンスの意図を察してサポート。
振られたと思ったロレンスが、一人空回っていたという…。
でも、これでロレンスがどれほどホロを想っているか、二人の絆はもうどんな言葉で飾ることも出来ないほど深くなっていたことが分かって、一安心というか、ちょっと心が暖かくなった。
ディアナも実は人ならざる者というのは驚いたけど、まさかあの場にホロが居て、ロレンスの「プロポーズ」の言葉を聞いていたとはね。
互いの絆を確認し、より深めあった二人の旅はまだまだ続く、か。
下手な恋愛ものより、余程よく恋心を描けているって不思議。
やっぱり狼と香辛料は面白いや。