「Angel Beats!」第2話

説明がほぼ無く、唐突に始まった一話。
それに比べたら、だいぶマシになった。
ゆりの生前の記憶が語られ、一応、個人の戦う理由が一つ明らかに。
ただ、だから天使に勝利することが、失ったものを取り返すことになるのかは不明なので、このままでは理不尽な神への復讐にしか見えないのだが。
また、天使以外にやられても、死なないから緊張感は無いなあ。
シリアスぶってもドリフのコントくらいにしか感じない。
ギャグも今ひとつ滑っているなあ。
クラナドで春原が智代に蹴りを食らうシーンは面白かったが、同じ様なテイストで、こっちは滑るのは何故なんだろう。
ギルドの錬成原理もちょっと釈然としない。
あれだけの工業システムを「記憶」で持っていて再現できる連中が、列車砲の構造は今ひとつ分からないってアンバランス過ぎるだろ。
(銃器を作れるのなら、火砲の構造なんて余裕だろう？)
話としては、だいぶスムーズになったものの、麻枝准本来のポテンシャルから言ったらまだまだ。
次でさらに改善することを期待したい。