「閃光のナイトレイド」第11話

最終話に向けて、本来のストーリーが前面に出て、多少はイデオロギー色は無くなったかと思いきや、またやってくれた。
支那人の農民に聞き込みをする棗。
するとその農民いわく、「日本人が土地を奪った」。
もうね、こうやってちょこちょこ嘘を差し挟んでくる手法は、悪質と言わざるを得ない。
満州の歴史をきちんと知っている人間なら、こういう嘘をすぐに見抜けるけど、学校でサヨク教育を受けた一般人は、何の疑いも抱かないだろうね。
満州は、もともと支那人の土地じゃない。
あそこは清朝を起こした女真族の土地で、清王朝を建てた後、支那人の立ち入りを禁止した。
で、ずっと無人の地に等しい状態だった。
そして清朝末期にゴタゴタがあって、満洲事変の前には、軍閥張作霖が支配していた。
軍閥というのは、軍事力を背景に実効支配している団体で、正式の政府じゃない。
言うなれば、政府が無いので、ヤクザが仕切っていたようなもの。
で、そのヤクザと日本が互いの利益が一致して友好的にやっていたのだが、だんだん互いの方針が合わなくなり、日本軍がヤクザを追い出した。
それがいわゆる満洲事変。
そして満州女真族のものだから、清朝最後の皇帝溥儀を呼び寄せ、満州国を作った。
それだけじゃなく、日本は人種差別撤廃を叫んでいたから、五族協和という理念を掲げ、満州国に来るものは誰でも歓迎し、さらに多大な資金をつぎ込み、インフラ整備をした。
だから支那本土から、戦乱を避けて多くの農民が流れ込み、満州国の人口は飛躍的に増加した。
つまり支那人にとって、満州国は数少ない平和に暮らせる土地だった。
サヨクの嘘デタラメなんて、まともに知識があればすぐに分かるレベル。
それが学校教育で行われていることに、本当に腹が立つね。
おまけにアニメとかで、こうやって補強しやがるから、本当にたちが悪い。
この辺の歴史は、溥儀の家庭教師だったジョンストン著『紫禁城の黄昏』や、日本語訳の『全文リットン報告書』を読めば詳細に分かる。
結局、一般人はそんな分厚い歴史書を読まないから、サヨクの嘘に騙され続けるんだね。
まともな歴史物アニメって、できないものなんかねぇ…。