2010夏アニメまとめ

Sランク

・「けいおん!!
・「ストライクウィッチーズ2
今さら言う事もない作品。共に続編ながら、一期の良さをより増大させ、ものすごく楽しませてくれた。
ともすれば、表面的な「可愛い女の子」だけに注目が行き、萌えアニメだから売れたなどと軽薄な批評をされがちだが、本質はさにあらず。
凡百のいわゆる萌えアニメが、無残な討死を遂げているのを見れば、ただ女の子の可愛さレベルで売上にはならない。
基本となるストーリーや世界観、丁寧な作画など、作品そのものの質が高く評価されたから、この2作品はこの位置にいる。
すべての制作サイドは萌えという表層的な「お祭り騒ぎ」に惑わされず、作品としての質をきちんと追求してほしい。
この2作品はその手本。

Aランク

・「みつどもえ
王道ギャグマンガ。最近は不条理系が流行りだが、やはり基本は大事。
うんこやおっぱいといったエロ・グロをギャグにするのは、最近の風潮では風当たりも強いが、小学生レベルにすることで、見事に昇華。
懐かしのドリフ的ギャグで非常に面白かった。
ギャグだけでなく、三つ子の性格的なところに触れた人情話みたいなところがあったのも○。

Bランク

・「生徒会役員共
・「セキレイ〜Pure Engagement〜
・「世紀末オカルト学院
・「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
生徒会は本来ならAランク。放映verがあの体たらくだったことでマイナス。みつどもえと同じ系統ながら、こっちは高校生レベル。その途端にピー音やモザイクだらけで話にならない状態に。
これならOVAにしてくれたほうが良かった。二次規制の厳しさだけが浮き彫りに。
セキレイは続編なんで言うこと無し。また三期やりそう。
オカルトは最初どうでも良かったんだが、最期の怒涛の展開が素晴らしかった。作り手の勢いは感じられたんで、そこを評価。
HOTDは、原作のおっぱい絵を含めて忠実にアニメ化。けっこう面白かったが、原作がアレなんで、続きは無理だろうね。俺達の戦いはこれからだENDにしかならないのが残念だった。

圏外

・「戦国BASARA弐」
一期は馬鹿っぽくて面白かったのに…。ヘンに腐女子受けを狙って、こ難しく見える話にしたのが大失敗。まったくあくびが出るつまらなさ。劇場版決定ってどうするのよ!?