「魔法少女まどか☆マギカ」第10話

ほむほむ、悲しすぎるわ…。
ほむほむの正体は、過去の時間からやってきた魔法少女
過去の世界で、友人であり魔法少女であるまどかを失った悲しみから、過去をやり直すことを願い、時間移動能力を持った魔法少女に。
時間を遡って来ているっぽいことは分かっていたけど、彼女の背負っているものは、想像以上に重かった。
永遠のループ、終わらない苦しみ。
まどかを救うため、何度も時間を巻き戻し、その度に悲惨な結末を迎え、それでも諦めずまた時を繰り返す。
あの無感情で冷たいほむほむは、いわば決意の現れ。
絶対に諦めないという強い想い。
だからおさげの眼鏡っ娘という外見だったものが、今の姿に変わり果てた。
時間を巻き戻し目覚めるたびに、ほむほむの目付きが険しくなっていくのが痛々しい。
でもどれだけほむほむの決意が固かろうと、この無限ループに終わりがあるとは思えない。
事実、繰り返すごとに結末が酷くなっていないか?
結局、今回もワルプルギスの夜を一人で迎えることに。
再びまどかはほむほむを救うために、魔法少女になるしかないのでは?
この物語は、救われる少女は一人もいないのか…。