「ギルティクラウン」第17話

あんまり面白くないと思いつつ、なんとなく見続けているんだが、今回も酷かったな。
集の徹夜して考えた作戦が特攻って馬鹿か。
これがあの吉野&大河内さんの脚本とは信じられん。
ギアスっぽいんだけど、主人公の差でまるで爽快感が無いな。
ルルーシュは目的のために手段を択ばない覚悟があって、少しのことでは動じないけど、集は何のためにって動機付けが薄弱だから、すぐに揺らぐしそれほど能力も高くないし。
ルルーシュは元々ギアス能力無くても、策士として異様に能力値高かったから、そこが面白さになっていたけど、集はヴォイド能力無ければただのウジウジしたクズ人間だからな。
腕切り落とされて元友人に突き落とされても、「ざまぁ」って感想しか出てこんわ。
なんかFate/Zeroの聖杯問答が思い出されるなあ。
王の力ってどういうことか。
イスカンダルは王の絶対的力が民衆の憧れであると看破し、ゆえに暴君もまた良しとしたけど、ギルクラの集のあり方って、半端なセイバーさんだよね。
中途半端に理想論を唱え、中途半端に暴君になって。
だから憧れよりも憎しみを生む。
ギルクラのテーマには「王の力」ってのがあったはずだけど、これでは羊頭狗肉も甚だしいな。
ほんと期待はずれだったわ。