「ヨルムンガンド」第2話

ほんと面白いわ、これ。
ピカレスク(悪漢)ものとしてはちょっと変わった武器商人の話。
だいたいこの手の話って、武器商人はやられ役で登場することが多いから、その視点の違いが新鮮に感じる。
さらに主役のココが、非常に感情豊かで、不遜で、大胆で、オーバーアクションでと、魅力たっぷり。
通常のアウトローものだと、最後は銃でドンパチして切り抜けて終わりなのだが、今回は驚くことに、ココたちは一発も打つことなく敵地から脱出。
その狡知たるや舌を巻く。
ずる賢さも、ココのキャラクターであっけらかんとしてるから、爽快さを感じる。
最期にヨナが笑い出したのも理解できるね。
ライバルキャラの他社の武器商人とその用心棒も出てきて、これもまたキャラが立っているから、今後もココたちとの絡みが期待できる。
ブラックラグーン(原作漫画)も面白かったが、こちらも原作漫画に興味が出てきたわ。