「革命機ヴァルヴレイヴ」第4話

ここまでは結構面白かったんだけどね。
乗ったら吸血鬼化したり、エルエルフさんの予言だったり、コードギアスっぽいところもあって、ああ大河内一楼テイストが出てるなあと思ってたんだけど。
今回の話の流れは、オレ的には「無い」。
状況が不利になり、民間人を置いて逃げるという展開はいいとしよう。
だが、独立宣言は行きすぎだろう。
急にショーコに外交・演説スキルが発動して、総理の娘だからという理由付けがあるにしても化け過ぎだし、そもそも子供たちだけで独立国家って舐めてるのか?
昔、無限のリヴァイアスっていう子供だけで戦闘艦を動かして漂流するっていう作品があったが、あれも子供たちの独立社会っていう一点だけがどうしても受け入れられなかった。
もちろんリアリティと娯楽性は比例するものではないので、非現実的だからしょうもないって訳じゃないんだが、こういう設定はどうしても矛盾や非現実性が鼻について耐えられない。
社会(国家)の運営がどれほど複雑で面倒なものなのか分かっているのか?
統治機構一つ取ったって、生徒会の延長で済む話じゃないよ。
立法・行政・司法は如何様に運営するの?
代表は選挙で選ぶの?それとも優秀な人間による独裁?
法律はどうやって作りどう施行する?
行政組織は誰がどう管理・運営するの?
ちょっと考えただけでも、これだけ面倒くさい事項が山積みなんだぜ?
もうそれが常に見えるから、子供たちの独立国って荒唐無稽過ぎて絶対ダメ。
せっかく面白い作品だったのに、ここまでなのかねえ?