今更ながら

劇場版ワキガを見たけれど…最低だな。
劇場版と言いつつ、作画レベルはようやくTVシリーズの及第点。
トリのライブシーンも動きは不自然、カメラワークは平凡、作画崩れは酷い。
ストーリーもTVの補完になるかと思ったら、全くそんなことはなかった。
そもそもスタートのこれが大した出来でないから、TVもああいうスタートになっていた訳だ。
もともと劇場版でも各キャラの立ち位置は大して語られておらず、社長の暴走で適当に7人集めました感しかしない。
ただ1つ発見したことは、あのキモオタはここでも良作画なんだなと(w
プロットとしてはラブライブと似たところがあるが、あちらが穂乃果たちが初めてのライブをやり切った達成感がこちらにもひしひしと感じられたのに対し、ワキガのそれは何の感慨もなく「ふーん、それで？」という恐ろしい軽さ。
作品全体に流れるこの軽々しさが、登場人物たちが何をやってもこちらの心に響かないという事態を生み出している。
この程度の作品で、あれだけ大口が叩けるヤマカンという人物は、まことに屑クリエイターの見本。
こんな屑クリエイターもどきが、日本のアニメ業界の未来を憂うるなんて、何のジョークか。
やはりこれはヤマカン引退作品として記録されるべき駄作。
ヤマカンよ、Do not Wake up!