「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第8話

特区への参加を表明したルルーシュ。さてその真意は?協力すると見せかけて内部から組織を乗っ取るのが考えられるけど、ゼロの策や如何に。
・動揺する黒の騎士団
藤堂はゼロの策が日本人のためにならないならば…と、ゼロの排除をも辞さない様子。彼の場合、ゼロに忠誠を誓っているのは日本のためであり、ルルーシュ個人ではないですからね。展開しだいでは藤堂の謀反も?と思わせる物騒な雰囲気。そんな中で神楽耶のかわいさは異常(w あんな幼な妻がいたら萌え死にます(w
・一方スザクは
暗殺者に狙われますが軽く返り討ちって、まだギアスに掛かったままだったのね。死に場所を求めていたスザクに、それを強制的に叶わなくしたのですから、今のスザクの歪みは、ある部分ルルーシュのギアスのせいかもしれないですね。一方ルルーシュは自分たちの日常を守りつつ、ブリタニアを打倒する決意をあらためて表明。でもロロの「同じ運命だね、僕たち」という台詞にあえて答えなかったのが気になりますね。一見、そう見えますけど、腹の中ではルルーシュのことですから、同じわけがないだろうと嘲笑しているような気がしてなりません。それにしてもヴィレッタはすっかり下っ端に。ルルーシュに弄ばれてますね(w
・再びニーナ登場
あの暗い眼鏡っ娘がなんかすげー美人に描かれているんですけど(w 設定を見ると、ニーナの専門は「ウランの核分裂とウラン濃縮」らしいんで、原爆の研究でもしてるのかな?イレブン皆殺し?スザクは暗殺者の死刑執行サインが書けなくて、横からアーニャに突っ込みを入れられる。確かに状況を考えれば、同胞を売って出世した売国奴ですから、わざわざ日本に戻ってくることは自虐趣味も甚だしいですが、でもやっぱり「誰かに理解されなくてもいい」という台詞は、「ウゼっ」としか感じない(w なんでスザクが言うとこうもウザク感じるのか不思議不思議。でも一番の突っ込みどころはセシルのオッパイ(w なんだあのドレスは。ギアスはR2になってサービスシーンが増強されたなあ。
・取引を持ちかけるゼロ
ルルーシュは100万人を特区に参加させる代わりに、ゼロの国外追放を要求。自分だけが逃げ出すって、今更ありえないから裏があるのは見え見えなんだけど、目的が分からない。実行戦力を日本に残して、国外から司令するのかな?ナナリーとスザクはユフィの追悼。mausoleumは霊廟の意味みたい。別のユフィの名前を刻んだろうそくは、やっぱりルルーシュのもの。ここでもスザクとルルーシュが好対照。偽善にしか聞こえないスザクの台詞に対し、ルルーシュの決意はしっかりと伝わってくる。どちらが真のユフィの想いの後継者かは明白ですね。
・いざ特区へ
100万の群衆が集まった会場。さてルルーシュは今回はどんな策で驚かせてくれるのか。と思ったらなんと100万人のゼロキタ━(゚∀゚)━!!!!! 一見バカバカしく思えるこの光景も、冷静に考えれば敵にとって最も対処に困る状況。ゼロの正体は不明ですから、おそらく目の前のゼロたちは偽者でしょうが、むやみに殺すこともできない。スザクたちは約束どおり、「ゼロを国外追放」にせざるを得ないわけで、ほんと毎回派手なトリックのように見えますが、実に見事な謀略。もちろんブリタニアとして強硬手段に出ることもありえますが、この場合スザクが責任者なのがキーポイント。ルルーシュにとってスザクの思考方法など丸分かりですから、スザクなら絶対に発砲命令など出さない。この辺の読みはかつては「親友(とも)」であり、今は「強敵(とも)」となった間柄だからこそ。ほんとに大胆な奇手ですが、素晴らしい読みがあってこそ。ルルーシュはまさに魔術師ヤンに比肩する戦争の天才ですね。