「ef - a tale of melodies.」第4話

モノクロだったOPに徐々に色が付いていったり、相変わらず演出がうまいね。久瀬のバイオリンの火を消し止めたミズキだけど、久瀬は別に心を開いた様子もない。むしろ意味ありげな描写から、ますます陰にこもるんじゃないかと。ミズキが酷い目に会うらしいけど、それを匂わせているね。一方、火村と優子の過去話も、徐々に核心に迫りつつある。美術の雨宮先生が、優子の兄と知って驚く火村。そして只ならぬ雰囲気で、優子を奪うのなら覚悟しろと脅す。この兄貴はそうとう人格が歪んでいそうだ。だからこそ優子を酷い目に合わせてきたんだろうけど。某所で物語の核心部分はある程度知ったんだけど、それでもなお惹きつけられるね。細かいところまで全て知っているわけじゃないから、各人物の背景とか、見ないと分からない部分も多いんだけど、それでもこの作品の作りのうまさが、自分を惹きつけてやまない。前作のmemoriesは、AT-Xで録画済なんだけど、今度Blue-ray BOXがリリースされるんで、あらためて欲しくなった。この素晴らしい作品は、ぜひHD画質で楽しみたいところだね。