「機動戦士ガンダムOO」第6話

今回は某エロゲ風に言うなら、「気弱な青年技術者は戦争で追い込め!」といったところか。沙慈がアロウズの基地を教えたため、壊滅的打撃を受ける。その惨状を目にして、僕のせいで、と恐れおののく沙慈。そこに付け込んで、キミの愚かな行為がたくさんの人命を奪った、と怒るティエリア。はぁ?何言ってんだ。沙慈は民間人でまったくお前たちに関係ないじゃないか。それがカタロンなんかに居たのは、お前らが連れまわしたせいだろ。巻き込まれて偶然の結果こうなっただけで、それを無自覚の悪意なんて罵られる謂れは100パー無い。カタロンは反政府ゲリラなんだから、遅かれ早かれこうなったはず。彼らは「テロリスト」なんだから、こうなることは覚悟の上で活動していたんじゃないの?それを民間人の沙慈ひとりのせいにするなんて、どんな論理のすり替えだよ。まったく、たちの悪い宗教か、自己啓発セミナーの洗脳を見ているようで、チョーむかついた。
今回、ティエリアがほんとむかつくキャラに変わったよなあ。言うことがすべて超エゴイズムで、悪いのはすべて他人のせい、と理屈をこねて他者批判(もっぱら沙慈にだけど)ばかりやってる。ソレスタルビーイングの中では、ウザク度400%でダントツだね。可愛そうに、沙慈はすっかり精神的に追い詰められて、カタロンのために引き金を引くとこまでいっちゃった。関係の無い民間人を追い詰めて、テロリストの仲間入りさせることが、ソレスタルビーイングの行動理念なわけ?つくづく救われない連中だよね。つーか、脚本の黒田洋介の頭が腐っているとしか。この程度の戦争理解で、サヨク的平和理念をベースに物語を描くから、稚拙で見苦しくなるんだよ。どう考えても、種死以上のグタグタENDしか待ってないぜ。こんな糞作品が人気あるのが理解できない。さっさと打ち切れよ。これがギアスの後番ってだけで、ギアスの栄誉が傷つけられる気分だよ。
まあ批評のために最後まで見るつもりではあるけど(w