2008年秋のまとめ

遅まきながら、秋季の新作が終わったのでまとめ感想を。なお継続中のものに関してはスルーしています。
・Sランク
ef - a tale of melodies.
前作のmemories込みって部分はありますが、それでも文句なしに凄いです。ラストで泣けたのは久しぶり。あらゆる点で高次元な作品でした。まだ見ていない人は、ぜひmemories&melodiesを通してみることをお薦めします。
・Aランク
かんなぎ
今日の5の2
かんなぎはドタバタラブコメものとして王道。クオリティが高くて、毎話楽しめました。肝腎の部分は謎が残ったままなので、二期があるとは思いますが。5の2はみなみけとはまた違った意味で面白かったです。OVA版は放送後に少し見ただけですが、私的にはTV版のキャスト&キャラデザの方が好み。これもまた続編希望で。
・Bランク
CHAOS;HEAD
喰霊 -零-」
ロザリオとバンパイア CAPU2
ケメコデラックス!
ヒャッコ
カオスヘッドは主人公の妄想癖や、ミステリー部分などなかなか良かったんですが、最後が尻切れトンボのようになって残念。終盤、駆け足になっていたところもあるし、もうちょっと落ち着いた作りになっていたら…。ロザバンはいつも通りというか、ドタバタが1期よりますますパワーアップしていて面白かったんですが、意味不明な規制が強すぎて作品世界をぶち壊しに。ほんとパンツ規制の意味が分かりません。ケメコは1クールでは短すぎたかなと。ギャグは良かったけど、肝腎のストーリーがほとんど放置プレイで…。2期があればというところか。ヒャッコは個性的なキャラたちが面白かったんですが、ギャグのテンポがやや悪く感じられました。5の2が軽快だったのに比べると、もっさり感が目立ったのが惜しい。喰霊はすでに書きましたが、あの釣り演出さえなければAランク評価したんですが…。これを倣ったバカ演出が現れないことを祈るのみ。目立つことと演出は違うということを、みんな肝に銘じるべきですね。
・Cランク
魍魎の匣
ミステリーとしては面白かったんですが、説明がやたら多くて、これアニメにする意味あるの?と疑問。原作は読んだことないですが、その面白さは伝わってきたので、アニメならではプラスができていれば…。京極作品はたびたびアニメ化していますが、今のところうまくいったとは言えないんじゃないかな。
・Dランク
あかね色に染まる坂
これはスクイズコンビが製作という事で期待していたんですが…。蓋を開けてみれば、典型的なエロゲ原作のダメアニメに。脚本にはほとんど上江洲さんが絡んでいませんでしたから、名前だけで売ったとしか…。期待が大きかっただけに落胆も大きかったです。
2008年秋はこんな感じに相成りました。さて、では2008年の総まとめですが、それは次回に。