先日の東京都のファシズム答申が

例の第28期東京都青少年問題協議会答申の回答が出ていました。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2010/01/40k1e100.htm
別紙2というところに、意見募集の回答が出ています。
読んでますます腹が立ちました。
「ああ言えばこう言う」の典型例。規制という目的ありきで論理破綻の文章がずらり。
特に「なお、児童ポルノ漫画・アニメに影響されて子どもに対する犯罪を起こしたと裁判所に認定された例がある。」とのくだりは噴飯もの。
裁判所の役割は法律に沿って判断を下すことであり、事象が社会に与える影響を統計的に調べることではない。
したがって、この手の判決文中の補足や説明は、「裁判官の実感」を述べているだけであり、真実や科学的データは無視して、社会で言われている一般論をそれらしく言っているだけ。
南京や百人斬り、慰安婦といった歴史関係の裁判を見ればそれは明らか。
裁判官の感想と科学的データを等価として、これを規制の根拠とするなど論理の歪曲にも程がある。
とにかく、この答申回答を見ても明らかなように、東京都は反対意見など省みず、規制ありきで事を進めようという腹づもりなので、今後も監視を厳しくして抗議の声をあげ続ける必要があるでしょう。