「喰霊-零-」Blu-rayBOXが欲しくなってきた

BS11で再放送されている「喰霊-零-」を見ているんですが、以前に評価した点は変わらないんですが、それでもこの作品には惹き付けられるものがあります。
1話目の展開。あれはやはり今も批判点です。
あれだけ綿密に設定したキャラクターたちが、ただの客寄せパンダで、1話限りの使い捨てというのは酷い。
こんな邪道を使わなくても、このスタッフたちの実力なら、他の方法で同じ魅力を提供することが出来たでしょう。
その評価は今も変わりません。
しかし、そうだとしても、1話目で何だコレはと思わせて、2話目で本当の主役たちが登場。
それもあっさり殺されたような描写をして、「え、これ何?コイツらも主役じゃないの?」と視聴者を混乱させる。
この見せ方は非常に上手いと思います。
それ故に、邪道を使ったことが惜しまれます。
まあ、それを置いておいても、やっぱり面白いんですよね。
2回目で展開が分かっていても、いや、分かっているからこそ、黄泉の冷酷さが非常に悲しい。
あの鬼気迫る行動の裏にあったものを考えると、すごく悲しい。
分かっていると、あの行動が違って見えてくるんで、またそれも2回目の楽しみ方ですね。
そんな訳で、ちょっとブルーレイBOXが欲しくなってきました(w