結局のところ日本人には無理

★本当に「情弱」なのは、誰?
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20120118/p1
★「ステマ祭」と、「それは2ちゃんからの抜粋です」「私が書いたんじゃありません」の無責任さ - Togetter(以下駄文にゅうす)
http://togetter.com/li/241958
★「ステマ」が成立する理由と、ステマに振り回されない考え方
http://www.kotono8.com/2012/01/18stealth.html
食べログ事件に見る「正しいクチコミ」と「やらせのクチコミ」
http://japan.cnet.com/blog/natsuhiko_tsuchiya/2012/01/14/entry_30022049/
(以上、かーずSPさんより転載)
これ、別に口コミだけの話じゃないんだよね。
これらリンク先に書いてあることは、概ね同意できる。
こういう構図は、ネット上における議論にもあって、論理よりも誰が発言したかとか、自分と同じ側の意見かどうかとか、自分が賢いと思っていて相手を叩きたいだけの人間とか、議論もどきしかできないバカどもが大量に居たわけで。
おかげで、初期の議論系サイトは潰れざるを得なくなった。
今回のステマ騒動も一緒。
論理じゃなくて、見たいものだけ見たい、信じたいものだけ信じたい、どうしようもないエゴイストどもが大量に存在していて、そもそも自由な意見の交換なんて無かったんだという話。
本当につくづく、これはインターネットの言語空間が持つ、唯一にして最悪の欠点だと思うよ。
ああ、一つ補足。
既存のマスコミが情報フィルタになっていて、ここからの情報なら99%信用できるって、どっかに書いてあったけど、そんなこと言ってるからステマに騙されるの。
性質の悪さなら既存マスコミも引けを取らないよ。
むしろネットより性質が悪い。
連中は自分たちが公正中立の看板を揚げているということを利用して、実はイデオロギーにまみれた主観的情報を垂れ流して、受け手を洗脳している。
もっぱら集めた事実を意図的に編集することによって、イデオロギーに染め上げるのだが、イデオロギーのためには嘘をついてもいいとすら思っている。
時々事件になる「ヤラセ」は、そういうマスコミの卑劣な心性の現出に他ならない。
バレてないものを数え上げれば、実にどれだけの犯罪的行為をやっているか、そら恐ろしくなる。
そういうことすら知らずに、無分別にマスコミを礼賛している人間が多数派である以上、現実にもネットにも、日本ではどこにも自由な意見の交換の場なんてできないのよね。