「ヨルムンガンド」第10話

今期、Fate/zeroと双璧を成すはヨルムンガンド。
毎回毎回すさまじく面白い。
分割2クールが決まっているけど、ココの仲間たち一人一人に焦点を当てつつ物語を進めているのがいいね。
最初見たときは、このたくさんいる仲間の中では、レームとバルメだけが突出して、その他はモブ扱いなんだろうなと思ったが、意外と各人を丁寧に掘り下げていて、だんだんとココと仲間たちの関係性みたいなものが見えてきて、物語の深みを感じるね。
今回の「Dragon Shooter」では、マオが活躍。
元砲兵の技量を活かし、空中からの122ミリの射撃にはシビれた！
フレシェット弾なる5〜6000発の矢を広範囲にばらまく凶悪な砲弾で、バルドラ部隊を壊滅。
また輸送機がフレアをばらまくシーンとか、めちゃくちゃ軍事的に正確。
(フレアが放出されると煙が天使の羽のように模様を描く)
こういう細かいところがニヤリとさせるね。
ココの駆け引きの凄さも相変わらず。
スケアクロウを手玉に取って、というかショコラーデさんが可愛すぎる(w
バルドラリーダーのニコラヴィッチを捕まえて、人質も取り戻し、すべてきれいに解決。
さすがはココ・ヘクマティアル！
それにしても、女医師に「あなたもドラゴン」と言われた時のココの表情と言ったらなかったね。
あの表情の変化に、ココの内面が集約されていたように感じる。
普段は「笑顔の仮面」を被り、まったく心を他人に読ませないココだが、あの瞬間、ココの内面の得体のしれなさが出たような気がする。
さて、次回はどんな表情を見せてくれるのかな？