二周したんで

「TARI TARI」…えっ!?もう発表会で歌うの？てっきり、これから3人が中心になって部活をしていって、最後に声楽部の教頭を見かえすっていう展開かと思っていたのに。むしろ凹んだここからが始まりってことか。ちょっと面白くなってきた。
「はぐれ勇者の鬼畜美学」…勇者が帰還してからの話っていう逆展開で、ちょっと懸念があったんだけど、今回はその不安が当たってしまった。学園モノという話のスケールの小ささ。異世界の勇者モノなのに、現代に逆戻りしたせいで、完全にただの学園ハーレムものになってしまってる。このまま続くとキツイなあ。一話目に感じたワクワク感が半減。
「ソードアート・オンライン」…皆んなをまとめるために、悪役を引き受ける主人公だが、潔さより後味の悪さばかり感じるな。あのトゲトゲ頭の言いがかりが訳分からんわ。100％責任はゲーム開発者でしょ。何であそこでベータテスターたちを糾弾する必要があるんだ？こういう訳分からん人の心理もどき描写は、正直萎えるわ。次で挽回して欲しいところだね。
「織田信奈の野望」…女体化ならではの意味付けができるか、と書いたが、見事にやってのけた。弟の謀反に対し、史実では斬り捨てるのだが、主人公の説得で「弟を斬りたい姉がいるか」と叫んだところに感心。女性だからこその感情のゆれだよね。これは面白い。どんどん楽しみになってきた。