実際ビジュアルを見ると、その酷さが際立つな

http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-13346.html
ついにゴーリキーの栞子姿が明らかにされた。
が、これは酷いの一言に尽きる。
私はビブリア古書堂のファンでは無いし、読んだことも無いが、少なくともこのビジュアルを見て「原作通りのイメージだぁ」とは絶対に思わない。
これは改変なんて生易しいものじゃない。
完全に原作を馬鹿にした態度だ。文字通り原作レイプだ。
原作者の方は、大人なコメントをされているが、内心は絶望しているのではなかろうか。
すべては俗悪な商業主義のせいなのだが、たとえばこういう例もそう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121210-00000041-flix-movi
http://www.crank-in.net/movie/column/16161?cut_page=1/1
最近の洋画の吹き替えや、アニメ映画のキャスティングに、芸能人を起用する例が増えているが、客寄せパンダの役割りさえすれば、作品世界をぶち壊す演技力の無さでも一向に構わないという商業主義精神の極地だな。
いずれにしても、我々は良い作品が見たいのであり、広告代理店の押し付けを見たいわけではない。
こうやってすべての作品が商業主義に毒されてしまえば、良い作品を見る機会というのは、どんどん失われていくだろう。
結局のところ、良い作品が失われることは、客の減少に繋がるというのに、広告代理店の阿呆共は、自分で自分の首を絞めているのが分かっているのだろうか?