どんだけ搾取されてんだよ

・驚愕!興行収入58億円『テルマエ・ロマエ』の原作使用料が100万円
http://matome.naver.jp/odai/2136162769072278901
結局のところ、広告代理店とかTV局とか、あいつらヤクザたちがごっそり持っていって、クリエイターには利益還元しないといういつものパターンなんだろうけど、実際に金額を聞くと想像を絶するものがあるな。
それでもクリエイターたちが文句も言わずに従っているのは、彼らの政治力が小さいことに起因しているんだろうな。
やはりエージェント(代理人)というシステムが定着すべきだよ、日本には。
例えば、サッカー界では選手とクラブの契約を取り持つ「代理人」という人がいて、相対的に力が大きいクラブに、選手が不利な契約を結ばされないように、一切の交渉を取り仕切っている。
クリスティアーノ・ロナウドモウリーニョ代理人ジョルジュ・メンデスなんかは有名。
やっぱり選手にしろクリエイターにしろ、個人であるから会社組織に比べたら、どんなに偉大な業績・作品を持っていようと、政治力は小さいわけで、自分の作品を出版してもらっている会社から、「○○しましょう、悪いようにはいたしませんから」と言われれば、NOとは言い難いわけで。
それ故に、このような58億円に対する100万円という、どこのボッタクリバーかと疑うような話が、平然と出てくる。
海猿佐藤秀峰氏がフジTVに腹を立てて縁を切ったけど、こんな話を聞けばそりゃ当然と思える。
クリエイター及びその作品は使い捨てじゃない。
生み出すのにものすごい労力がかかっているわけで、それをこんな風に扱われたら、そのうちクリエイターは疲弊して優秀なコンテンツは絶滅する。
アニメ業界がいまだ信じられんくらい低賃金なのも、こういう話なら納得だな。
どうにかしてヤクザ(広告代理店・TV局)どもをいっぺん焼き入れないとアカンね。