待望のヴァルヴレイヴが始まった

ナンバリングは13話で、本当にそのまま続きから始まったけど、相変わらず話が訳分からんな。
物語の核心部分は小出しのままで、とりあえずモジュール77の独立国家という名の「おままごと」だけが進んでいくから、非常にストレスが溜まる。
そのおままごとが現実の壁に突き飛ばされて、ショーコざまぁなのは笑ったが。
国家とは宣言すればOKなんていう学園祭実行委員会レベルじゃないんだよ。
統治機構がきちんと運営されてはじめて国家としての体をなす。
統治能力もないくせに、大人への反抗心から幼稚な行動に出て、そのため多くの学生の命が失われたのに反省もせず、いまさら勉強ってどれだけ無責任・無定見なんだ。
よくもまあこんな女がトップで暴動が起こらないな。
ドイツの軍人ゼークトは軍人を4つのタイプに分類したという。
有能な怠け者。有能な働き者。無能な怠け者。無能な働き者。
このうち真っ先に追放すべしとしたのは無能な働き者。
なぜなら無能であるため間違いを犯しても気付かず、その勤勉さゆえ間違ったまま突き進み被害を拡大させるから、という。
まさにショーコは「無能な働き者」の見本だな。
ヴァルヴレイヴという謎のロボットを中心とした単純なお話にすればよかったのに、どうしてこんな安保闘争学生運動みたいな話を中核に添えたのか。
普通のロボット物にしとけば、そこそこ面白かったと思うわ。
何で作り手自身がよく理解してないテーマを織り込んだのか。
この全共闘学生運動みたいな話を通じて何を語りたいわけ?
ギアスの再来を狙ったんだろうけど、サンライズもいい加減気付いたらどうかね?
この作品は経営資源の無駄遣いだということに。